消費税率が上がると日本はどうなるの?

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消費税率の段階的引き上げでは税率アップ後の消費減少は防げない

消費税が8%、10%と段階的に引き上げられるのには理由があります。

消費税(3%)が初めて導入されたとき、消費は急激に落ち込みました。税率が5%に引き上げられた後も、同じように消費が急激に落ちました。

これを受け政府は、今後消費税を8%、10%と段階的に引き上げること前もって公表したのです。そうすれば税率が8%アップしても、次は10%上がるのは分かっているので、税率アップ後の消費の落ち込みはないだろうという考えからです。

しかし現実には、二度の消費税率アップで、税率アップ後には消費が急激に落ち込む経験をした各会社は、売り上げが減少した分を取り戻そうと商品の価格を下げる行動に出たのです。

すると消費税が3%、5%とアップしたときに起きていた、税率アップ前の駆け込み需要が減少してしまい、税率アップ後の安売りを狙う消費者が出てきました。

そうなると前もって消費税を段階的に上げることを公表しても、駆け込み需要は期待できなくなります。

実際に税率が8%にアップしたときは、税率が3%、5%にアップしたときのような、大きな駆け込み需要はなかったといいます。

また消費者は、消費税が上がった分、価格の安い商品へ購買意識が移り、高い国産の商品が売れなくなってしまうことが予想できます。

低い消費税率が日本国債の暴落を防いでいる

実は、日本の国債が低い金利でも売れているのは、今の消費税率が低いことも理由の一つです。

これは海外の投資家から「日本の財政は、まだ消費税率を上げる余地があるから大丈夫」と考えられているからです。

財政赤字が1000兆円を超えても、日本国債がなぜ暴落しないのか?
その理由が、この「消費税率の引き上げ余地」にあると考えれば、日本の未来にはどんなシナリオが待っているのでしょうか?

税率の引き上げが継続して行われた場合→国民の消費減少の継続
税率の引き上げが限界に達した場合→日本国債の暴落

もしこんな未来なら、どちらもハッピーな結末ではありませんね。こうならないように、政府の政策を見届ける必要があります。

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