利息と利子は何が違うのか

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銀行からお金を借りると「利子」を付けて返します。
この「利子」とはほかに「利息」とか「金利」とか言いますが、どこが違うのでしょうか?

お金を借りると利子がつく

銀行は、お金を貸して、返済のときに報酬として、お金を付けて返してもらいます。この報酬を利息といいます。反対にお金を借りた会社または人は、返済のときに支払う報酬を利子といいます。

つまり
貸した側(金融機関)がもらう報酬-利息
借りた側(会社や人)が支払う報酬-利子
というわけです。

ですから、金融機関が、どれだけの利息をつけていいのかを定めた法律を「利息制限法」といいます。

しかし日常的には利息も利子も同じ意味として使われていますから、どちらでも問題ないでしょう。

金利で利息や利子の額が決まる

利息や利子に対して、「金利」とは元本(*)を返すときにつける利子(利息)の計算に使われる割合で、1年間に支払う金利を「年利」といいます。

*元本(がんぽん)-借りた、または貸したお金そのもの。元金とも言います。

金利が5%のとき、100万円を丸々1年間借りたら、5万円の利子を払う計算になります。

すぐに借りられるお金はなぜ金利が高いのか

街で「お金がすぐに借りられます」というローンやクレジットの広告を見かけませんか?

このような広告を出している消費者金融は、かなり簡単にお金が借りられますが、代わりに金利がとても高いのが一般的です。

簡単に借りられるということは、審査が甘いことを意味し、借りる人の中にはお金が返せなくなる人が多いという意味でもあるのです。つまり、お金を貸す側の消費者金融は、お金が戻らないリスクを高い金利で低くしているわけです。

金利が複利の場合、返済しないと借金地獄に陥る

お金を借りる場合、金利の利率のほかに気をつけなくてはいけないのが、金利は複利であるということです。

単利の場合は元本のお金に対してのみ利子がつきますが、複利の場合は元本に前年分の利子を加えたお金に対して利子がつきますから、もしお金を返済しなければ、借金は雪だるま式に増えていってしまいます。

100万円を年利15%で借りたとき(金利が年15%のとき)、単利と複利とでは、どのように変わっていくか見てみましょう。

まず1年後の利子ですが、単利も複利も15万円(=100万円×15%)になります。
さて2年後の利子はというと、単利と複利とでは差が出てきます。
単利は、元本が100万円のままであれば、2年後も15万円です。しかし

複利は、元本が100万円のままでも、1年目についた15万円の利子についても返済がなければ、総額115万円について利子がついてしまいます。つまり(100万円+15万円)×15%=17万2500円と、単利よりも2万2500円分多く支払う形になってしまいます。

では10年後何も返済しなければどうなるかというと、単利は250万円ですが、複利はというと404万5557円とその差はなんと154万5557円までついてしまうのです。

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