ネット銀行(ネットバンキング)とは

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今、脚光を浴びているネット銀行。その理由は高い金利と利便性にあります。しかしインターネットを利用した取引のため、それなりのリスクも持ち合わせています。

低コスト運用が高い金利を実現

ネット銀行と言えば、インターネットを専業とする銀行を指します。

もちろん、一般の銀行(都市銀行や地方銀行)もインターネット業務を開始していますが、ネット銀行と次の点で大きく異なります。

ネット銀行は受付窓口に女性行員を配置する必要がありません。そのほか土地建物の賃料や人件費、光熱費などがかからないため、その分高い金利をつけることができるのです。

そのため今ネット銀行に人気が集まっているのです。

窓口に行かなくても取引できる高い利便性

またネットならではの高い利便性もその人気の理由です。

一般の銀行でお金を振り込む場合は、銀行の窓口またはATMまで行って手続きしなければいけませんが、ネット銀行の場合、わざわざ銀行まで行かなくても、パソコンの画面で振込先や振込金額などを入力するだけで、取引が済んでしまいます。

しかも銀行窓口とは違い、営業時間帯というものがありませんから、24時間いつでも取引ができます(*)。

さらに「月何回までは振込手数料は無料です」との宣伝文句があるように、回数に制限はありますが、手数料が無料になる点も人気の秘密でしょう。

*:ただし手続きの時間によっては、実際の振り込みは翌営業日になることがあります。

ネット銀行のデメリットはインターネット犯罪

ネット銀行の危険性は何と言っても、インターネットを利用する犯罪です。主だった犯罪の手口は、ウイルス感染フィッシングサイトを使った手口で、どちらも預金者のパソコンに銀行のニセ画面を表示させて、IDとパスワードを盗み取る方法です。

全国銀行協会は、不正な引き出しについて下記のように原則補償するとしていますので、いたずらに恐れる必要はありません。しかしセキュリティソフトのインストール、パスワードの慎重な管理などが必要です。

「預金等の不正な払戻しへの対応」について

平成20(西暦2008)年2月19日、全国銀行協会は、預金等の不正な払戻しへの対応について、銀行に過失がない場合でも、預金者に過失がないときは原則補償する旨の申し合わせを発表しています(*)。

*:ただし「金融機関への通知が被害発生日の30日後まで行われなかった場合、親族等による払戻の場合、虚偽の説明を行った場合、戦争・暴動等 の社会秩序の混乱に乗じてなされた場合は補償を行わない。」となっていますので、ご注意を。

ネット銀行の課題

ソニー銀行セブン銀行が人気なのは、その信頼性という点から安心感があると思われているからです。

それはソニー銀行を例にすると、世界的メーカーのソニーとしての信頼感から「預金者の不利になるようなことはしないだろう」とか「経営がおかしくなったら親会社のソニーが助けてくれるだろう」という根拠の乏しい信頼です。

これが、ネット銀行が銀行業務の基本である信頼性をどう築いていくかという課題なのです。

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