戦後の日本で起こった好景気

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景気はあたかも波のように上下、つまり好景気と不景気を繰り返します。では、なぜ景気の波は起きるのでしょうか?その理由を探ってみましょう。

良くなったり悪くなったりの繰り返し

世の中の景気は、景気が良くなった状態の「好景気」と景気が悪くなった状態の「不景気」を繰り返しています。では好景気と不景気とは具体的にどのような状態なのか比較してみてみましょう。

好景気
商品 売れるようになる
売上 儲かる
給料 増える
買物 買うようになる(贅沢になる)

不景気
商品 売れなくなる
売上 儲からない
給料 減る(または変わらない)
買物 買わなくなる(節約する)

*商品について-たくさんまたは高級な商品が、売れたり買うようになる

 

好景気と不景気の間には、必ず次のように需要と供給のバランスが入れ替わっています。
不景気から好景気になるときは、需要が増え供給が追いつかない(需要>供給)状態になります。
反対に
好景気から不景気になるときは、需要が減り供給が過剰になる(需要<供給)状態になります。

このように景気は、良くなったり悪くなったり、波のように上下を繰り返しているのです。

景気が変わるとき会社では何が起きているのか

好景気から不景気へ、不景気から好景気になるとき、会社ではどのようなことが起きているのか、もう少し詳しくみてみましょう。

  1. 商品のヒット-ある会社で新商品が大ヒット!売上を上げるために、残業して増産を開始
  2. 類似商品の出現-類似商品を売り出すライバル会社の出現。ライバル会社に対抗するため商品を値下げを開始
  3. さらに値下げ-ライバル会社も対抗し類似商品を値下げ。対抗するため、さらに値下げを敢行
  4. 商品の飽和状態-次第に世の中に商品が行き渡り飽和状態に。すると売上の減少で儲からなくなる
  5. 不良在庫の発生-倉庫には、商品の大量の不良在庫が発生し、商品によっては品質が落ちてしまい売り物にならなくなる

景気が良くなると、みんなががんばって残業してまで、製品を作ります。
世の中に製品が行き渡り、次第に売れ行きが減少してきます。
すると、作りすぎた製品は、不良在庫として残ってしまい、終いには景気が悪くなっていくのです。

戦後の日本の好景気

経済の成長率はGDP(国内総生産)でみます。日本の場合、1960年ごろは20兆円規模だったGDPが1995年ごろから500兆円を超えるまでになっています。

戦後、日本で起こった好景気
1954~57年 神武景気(しんむけいき)-神武天皇(日本の初代天皇)が即位して以来の好景気だという意味を込めて
1958~61年 岩戸景気(いわとけいき)19.8%-神武景気を超える好景気だという意味を込めて

1962~64年 オリンピック景気10.5%-東海道新幹線や東京オリンピックなどの特需による

1965~70年 いざなぎ景気17.9%-神武景気や岩戸景気を超える好景気だという意味を込めて

1980年台後半 バブル景気6.9%-

1993~97年 カンフル景気2.5%-

1999~2000年 IT景気2.8%-

2002~2007年 いざなみ景気1.9%-いざなぎ景気に劣らない好景気であることから

なんで、いざなみ景気は経済成長率が1.9%しかないのに、いざなぎ景気(17.9%)に劣らない好景気なの?と疑問に思われますが、これはGDPが25倍以上に上がっているためであり、成長が鈍化しているわけではありません。

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