外国国債のカントリーリスクと為替変動リスク

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外国の国債を買うにあたって、二つのリスクに気をつけなくてはなりません。

まず一つ目のリスクは、国債を発行した国がデフォルト(債務不履行)を起こす可能性があることです。

二つ目のリスクは、為替変動リスクです。

国債を発行した国の経済状況は良いか

まずはその国債の金利が高い理由を調べましょう。

具体的には、その国が発展するのかそうでないかを見るのです。これをカントリーリスクといいます。

その国債の金利が高いのは
・その国が今経済成長しているから、金利が高い
のか、それとも
・その国の経済危機に直面していて、金利を高くしないと国債が売れない
のかです。

国債の金利が高い理由が二つ目であれば、デフォルトを起こす可能性が高くなるので、その国債を買うのは避けましょう。

長期的に見たとき、円安になるのか円高になるのか

次は日本の円が円安なるのか、円高になるのか予想しなければなりません。

今日本の景気が悪く、金利が低いとしましょう。そこであなたは、銀行預金で付く利子が低いことから、経済成長が著しい新興国の国債に投資したとします。

やがて国債を買った新興国の経済成長に陰りが見えてくれば、国債の金利は下がります。当然金利が下がれば受け取る利子も減りますよね。

そこへギリシャ危機のようなことが起こり、比較的安全と言われている円に世界のお金が集まってきたら、需要と供給の関係で、円の価値が上がり、あらゆる外貨に対して円高になります。

新興国の金利低下に、円高が加われば、いくら高い金利の外国国債であったとしても、その金利差はすぐになくなってしまいます。

その理由は、いくら国債の利子で儲かったとしても、その外貨を円に交換するとき円が高ければ、交換する円の量は相対的に少なくなり、その分儲けも減ってしまうからです。

そのため、いくら新興国の国債の金利が高くて儲かりそうだとしても、為替変動には気をつけなくてはいけないのです。

反対に、新興国の経済がさらに成長して、その国債の金利が上がり、さらに「日本は元気がない」と言う理由などで円安になれば、かなり儲けることができます。

まとめ

外国国債を買うときは、次の点を調べましょう。

  • その国債の金利が高い理由を調べる→経済が成長しているからなのか、経済危機に陥っているからなのか
  • 為替変動はどうなっていくのかを調べる→円安になっていくのか、円高になっていくのか

そして

国債を発行した国の経済は成長している+円安ならば、かなりの利益が見込める
国債を発行した国の経済が頭打ちまたは低下している+円高→かなりの損失が予想される

というわけです。

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